公的介護施設、実はいろいろ!
- コラム
公的介護施設とは?
公的介護施設とは、国や自治体が関わる施設。
比較的費用が抑えめで安心、
でも
《入居条件》
《目的》
《滞在期間》
などがそれぞれ違うため、しっかりと理解しておくことが大事です!
代表的な公的介護施設
①特別養護老人ホーム(特養)
◎主に介護度が高い方(要介護3以上)が対象の施設です。
特徴としては、
・原則終身利用OK
・生活支援、介護、医療連携が整った施設
・費用は所得に応じた軽減措置もあり比較的リーズナブル
終身型の施設なので、
「最期まで安心して暮らしたい」人向け
ただし入居待ちが長い地域も多いのが実情です。
②介護老人保健施設(老健)
◎病院と自宅の中間のような施設
特徴としては、
・リハビリ中心に在宅復帰を目指す場所
・医師やリハビリ職が常駐し短期~中期の入所が前提
・入所は【要介護1以上】が基本 ※要支援では不可
「ずっと住み続ける場所」ではなく、
在宅復帰がゴール!
③軽費老人ホーム(ケアハウス)
◎身体機能の低下等により自立した日常生活に不安があり、家族による援助が困難な方向け。
特徴としては、
・食事提供、生活支援サービス、自由度高めで比較的リーズナブル
・入居条件は「60歳以上かつ自立〜要支援程度」
介護が必要になったら外部の訪問介護などを利用。
自由な生活をしながら、必要な支援だけ受けられるのが魅力。
まとめ
公的施設にもいろいろな種類があり、それぞれ役割と対象者が違います。
どこまで介護サポートが必要か。
大事なのは利用者自身がどう暮らしたいかです。
そのため施設選びは、
必要になってから探すのではなく、早めに情報収集しておくと安心です!