まだ大丈夫は危険?施設入所のベストタイミング
- コラム
施設入所のタイミングを要介護度だけで判断していませんか?
よくある誤解で
「要介護3になったら施設を考える」という方がいらっしゃいます。
でも、
実はそれだけで判断すると遅すぎることも!
✔ 認知症の進行
✔ 転倒や怪我のリスク
✔ 孤独や生活習慣の乱れ
こうした“見えない危険”が、自宅生活の中には潜んでいます。
生活の質に注目
【身体が動く = 元気】ではありません。
以下のようなサインがある場合は入所を検討すべきサインかもしれません。
・食事が不規則、栄養が偏る
・入浴や着替えの頻度が下がってきた
・昼夜逆転、夜間の徘徊
・家の中が散らかっている
これらは、生活の質(QOL)が下がっていると判断する要素にもなります。
自己や孤独のリスクは申告
高齢者の事故の多くは自宅で発生しています。
✔ 転倒による骨折
✔ ガスの消し忘れ
✔ 夜間のトイレでの事故
また、
一人暮らしは日中の独居時間が長いと
✔ 認知症の進行が早まる
✔ うつ症状の悪化
上記のような危険性も考えられます。
※仕事、地域、趣味などのつながりが稀薄になったころに一気に進みやすいと言われています。
元気なうちに入所するメリット
早めの入所にはメリットもたくさんあります。
〇施設の生活に無理なく慣れる
〇他の入居者と交流しやすい
〇リハビリや趣味活動で生活の幅が広がる
〇家族の介護負担を軽減
要介護になる前の選択が安心につながることもあります。
元気なうちの施設入所は前向きな選択肢です。
タイミングに悩んだら、
ケアマネや施設に相談してみましょう。
