施設に入って終わりじゃない。家族が通うことの大切さ。
- コラム
「施設に入れたら親子の関係は稀薄に…?」 そんなふうに感じていませんか?
でも本当は、 “支え方が変わるだけ”。
物理的な介護から心のつながりへ。
施設に入った後こそ、家族の関わりが力になります。
家族が来ると本人の表情が変わる
施設に暮らす方にとって、家族の訪問は何よりの"心の支え"です。
家族が訪問することによって、以下のような変化現れることがあります。
✅食事が進むようになる
✅表情が柔らかくなる
✅他の入居者との会話が増える
安心できる存在が来てくれるだけで、日々の暮らしが前向きになります。
会いに行ったときに何をすればいいのか
難しいことをやる必要はありません。
自宅で暮らしているような時間を一緒に過ごすだけでもいいのです。
例えば、一緒におやつを食べたり、日々の小さな変化に気づいたり、
時には季節のイベントに参加するのもいいかもしれません。
こうした関わりが本人の【生きがい】や【安心感】につながります。
職員との連携もとりやすくなる
定期的に会いに行くことで、
施設職員との信頼関係も築けます。
・食事、睡眠、健康状態の共有
・ちょっとした要望も伝えやすい
・緊急時も安心して任せられる
信頼関係を築くことで"チームで支える"感覚が自然に生まれます。
距離は離れていても心は近くに
設に入ることは“親子の分断”ではありません。
「会いに行く」ことが、新しい親孝行のかたちになります。
無理のない頻度で構いません。
ほんの数分でも、「また来るね」の一言が大きな力になります。
施設を利用することは、支え方が変わるだけで、
関係が稀薄になるわけではありません。
